地中海に浮かぶ絶景ばかりのゴゾ島への行き方。宿泊するならXlendiがおすすめ

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地中海まわりの地図を切り取ると、イタリアが長靴の形にありますよね。つま先で蹴られたような場所にあるのがシチリア島。

そして、その少し南に浮かぶのがマルタ共和国に属するゴゾ島です。

ゴゾ島は、長い年月をかけて波と風に作られた荒々しい天然の絶景スポットがたくさん点在する島で、もちろん観光巡りには飽きません。

ゴゾ島の海から川へ変わる景色

ソルトパン

Xlendiタワー

その一方で、ロマンチックにひたれる場所もたくさんあります。観光なんて行かず1箇所だけにしけこむのにもよい島なんです。

特に今回僕が僕が1週間を過ごした、ちいさな湾に身を隠すように存在するXlendiという街は、そんな1箇所滞在型の過ごし方におすすめの場所でした。

xilendi 遠くから

海に沿って並ぶ小洒落たレストランでは盛りだくさんのシーフードを贅沢に味わえます。

レストラン

沈んでいく夕日を眺めながら岸壁に腰掛け缶ビールを開ける。そんなお金をかけずに味わえる贅沢もあります。

サンセットを楽しむ

海から吹く風は、夏の初めでも夕方頃には少し肌寒くなってきます。いつでも羽織れるパーカーを手元に準備しておけばバッチリ。寒くもなく暑くもなくちょうどよい気持ちの良さで、夕日が沈んだあともロマンチックな宴を続けられます。

ただ、問題は行き方。マルタという国自体は、最近は英語留学や新婚旅行の先として注目度があがっているみたいですね。行く人が増えてるようです。

でも、ゴゾ島はマルタへ到着後、さらにもう一つ島を渡らなければいけません。短い旅行で行くには遠すぎるのでしょう。行く人が少ないので、ネットを検索してもゴゾ島関連の情報は見つけにくい。

僕自身、現地に到着して初めてマルタ空港からゴゾ島までの行き方を知りました。

そういうわけで今回は、ゴゾ島への行き方と一緒に、「XLendi」の魅力についてもお伝えしたいと思います。

マルタへ行く人でゴゾ島を旅行の範囲に入れるか迷っている人は多いと思います。僕がそうでした。マルタ本島に2泊しま結果から言うと、個人的には静かに過ごせるゴゾ島のほうが好みでしたよ。

なかなか行く機会が持てないマルタ旅行。日数に余裕があればぜひ1泊くらいはゴゾ島で過ごしてみてはいかがでしょうか?

ゴゾ島への行き方

マルタ国際空港からゴゾ島まで公共の交通機関で行く方法はこうです。

マルタ空港→マルタ島 Cirkewwa フェリーターミナル(バスで1時間)
Cirkewwa フェリーターミナル→ゴゾ島 Mgarrフェリーターミナル(フェリーで30分)。

バスのルート

バスの詳しいルートは以下のサイトで調べられます。グーグルマップでも同様の経路検索が可能です。空港ではフリーWIFIがつながるので、行き方を調べるのにはあまり苦労しません。

ちなみにマルタ用のSIMカードは空港にあるvodafoneのショップで買えます。店員がめちゃくちゃ感じ悪いので気をつけましょう。あと、僕のiPhoneではなにをいじくり回しても結局ネットには繋がりませんでした。

vodafone

僕は、ゴゾ島へ着いてからもXlendiまで行く必要があったので送迎サービスを利用しました。専用のバンで空港から宿泊する場所までピンポイントで運んでくれます。

送迎費用は45ユーロでした。高いですよね。でもゴゾ島に着いてXlendiまではバスを2台乗り継がなければいけません。乗り継ぐ場所はVictoria。ゴゾ島の中心にあるバスターミナルですが、そこからXlendi行きのバスは1時間に1本。

victoriaのバスターミナル

限られた旅行の時間を少しでも無駄にしたくないからと割り切って、時間をお金で買う方法を選びました。重たいバックパックを背負って、船やバスを何度も乗り降りするのも辛いですし。

小さな海辺の街 Xlendiでの過ごし方

マルタ空港から約2時間。ようやく宿泊地のXlendiに到着です。

Xlendiは、入江にひっそり佇む静かな街で、サイズ的には村といってもいいくらいのほんとうに小さな街なんですね。

それで、特に「Xlendiならこれをやる」ということがあるわけでもないのですが、朝、昼、夜でぜんぜん景色が変わるんです。その時間によって変化するすべての視界を楽しむためにも、すくなくとも1泊くらいは過ごしてみるのがおすすめです。

食べるところには困りません。旅行中ですから特別な雰囲気で食事を楽しみたいですよね。海沿いには、テラス席で気持ちの良い海からの風を感じながら海の幸を味わえるちょっとお高いレストランや、手軽にハンバーガーをほうばれるカフェまでたくさん並んでいます。

海沿いのテラス席

海から少し外れた場所にミニマートがあるので、ハム、チーズ、パンを買って手作りのサンドイッチをマルタの地ビールと一緒に味わうのも最高です。

cisk マルタの地ビール

The Boathouse

僕はXlendiの滞在中、2軒のレストランへ行きました。

1件目は崖の下、水際ぎりぎりまでテラス席を広げた「The Boathouse」というレストランです。

boathouse

トマトソースで煮込んだシーフードの盛りあわせとカラマリを揚げたやつを注文しました。

シーフード盛りカラマリ

食後にはレモンチェッロという、酸味のきいたレモン風味のワインが付きます。

レモンチェッロ

Il-Kcina Ghawdxija

2件目は、The Boathouseと比較すると家庭的な雰囲気のレストラン。ここもテラスで食事ができます。

Th ghawdxija 入り口

ヨーロッパはムール貝が安いので嬉しいです。ゴゾ島へ行く前に、ムール貝を気持ち悪くなるまで食ってやるんだと決めてました。

ムール貝のバケツ盛り

一緒にゴゾ島名産のチーズフライもオーダー。さすがに全部は食べ切れず、予定通り気持ち悪くなって終わりました。

ゴゾ島チーズのフライ

Gelateria Granola

食後にぜひ試してほしいのが、海辺から1本裏手の道にあるジェラート屋さん。

ジェラートショップ

具のアイスももちろんおいしいんですが、コーンのうまさに驚きました。

ジェラート

小さなボートのための船着き場に腰掛けて食べるのがいいでしょう。この日は少し曇ってますが、普段は急いで食べてしまわないと、すぐにジェラートが溶けてしまうくらい陽がさしてます。

船着き場

ゴゾ島の宿泊方法

Xlendiにももちろんホテルはあります。でも僕が選んだのはAirbnb。

旅行中あちこち観光したい派の人は、ホテルは寝るだけの場所ということも多いですよね。

僕は旅行へ行ってもあまり観光に出ません。だから、宿泊場所の居心地の良さが、その旅行を良い思い出に変えるかどうかを決めるわけです。

Airbnbでは、確かにホテルのようなサービスは期待できないのですが、その代わりに自宅でくつろぐような居心地の良さが得られます。旅行中のホリデーこそ怠惰な過ごし方をしたい僕には、ぴったり。

いつもキッチン付きの部屋を選びます。少し部屋代が高くなっても、自炊できたほうが外食ばかりになるより、全体的には安上がり。

キッチン付きの部屋

スーパーで食材を買い込んできて、毎日料理しました。

チリコンカルネ

一番おいしかったのは、実は日本から持ってきた蒙古タンメン中本のカップラーメンでした。

蒙古タンメン中本

こんなふうに旅先で暮らすように過ごしたいなら、ぜひAirbnbを試してみてください。下の友達紹介リンクから登録すると、初回の旅行が3,700円も安くなります。

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ゴゾ島の天気

海に囲まれた島なので、行く時期を間違うと荒れた寒い日が続きます。

僕が行った時期はゴールデンウィークでした。海に入るには、少し水が冷たいと感じる人もいると思いますが、時間帯によっては泳げないこともないでしょう。

1日の中で温度差がけっこうあります。場所によって風が強く吹くところもあります。

海辺で特に日陰。体感温度をすごく低く感じます。すぐに羽織れる上着をそばに用意しておいたほうがいいですよ。

ゴールデンウィーク中、1日だけひどい嵐になりました。荒れた海。波が叩きつけられるレストランのテラス席は、いつもの陽気な様子が微塵も見えません。

嵐の日

ゴゾ島の観光名所

ゴゾ島内で観にいった観光名所は、結局、1箇所だけでした。

アズールウィンドウと呼ばれるところで、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地となった場所でもあります。

実はゲーム・オブ・スローンズの大ファンな僕。もちろんアズールウィンドウが背景にあったシーンを覚えています。

でも、アズールウィンドウは台風のせいで崩れてしまったのです。

アズールウィンドウの今の姿。

アズールウィンドウ

アズールウィンドウ今

昔はこの右側の写真のように神がかった形をしていました。橋になっている部分を渡れたそうです。現在は近寄ることが禁止されています。

アズールウィンドウ昔

コミノ島への行き方

ゴゾ島からボートで15分のところに、歩いて一周もできるコミノ島という島があります。

昼を過ぎると大量に押し寄せる観光客でめちゃくちゃ混雑します。

でも、この透明度抜群の海。一見の価値があります。

コミノ島の青い海

コミノ島の青い海

マルタ島からゴゾ島へは行くべきか?

退屈と不便を楽しみたい人は、ぜひ行ってみてください。

公共のバスはゴゾ島内をくまなく走ってます。でも、1時間に1本しか走っていないルートが多く、観光のプランを立てても計画通りに行かないことのほうが多いです。

僕も何度かバスを1時間以上待たなければいけないことがありました。せっかちな人は待ち時間にすごく腹を立てますよね。そういう人はゴゾ島は避けたほうが無難です。

ショッピングやパーティーを期待している人もゴゾ島向きではありません。素直にマルタ本島にとどまっておきましょう。

自然が好き、海のそばでぼーっとしたい、何もしないことを楽しめる、そういう人はマルタ本島よりもゴゾ島のほうが僕と同じようにハマるのではないでしょうか。

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