ノマドワーカーにも得なの?マレーシアへ移住できるmm2hビザのメリット

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mm2hビザ

ついにマレーシアへ移住できるビザ(=mm2hビザ)を取得できました。これで10年間マレーシアに滞在できます。

通称で「移住ビザ」や「リタイアメントビザ」、「ロングステイビザ」なんて呼ばれているこのmm2hビザ、準備から取得が終わるまで10ヶ月もかかりました。

ビザ申請のための面倒な手続きは、悪いことは言いません。代行業者へ任せましょう。全部自分でやったのでめちゃくちゃ苦労したんです。

自ら苦労をかってでたくせに、マレーシアに長居しようなんて気はさらさらなく、ビザ取得後上がりきったテンションのまますぐに出国、今はベトナムのダナンにいます。

そもそもマレーシアは、ビザなしでも3ヶ月の滞在が可能です。出入国の審査はゆるく、連続で何度もひつこく出入りしない限りは、入国に失敗することはありません。

だったら、10年滞在用のビザなんていらないんじゃ?

僕自身がこう思っても不思議ではないのは、なぜなら、どうせマレーシアに3ヶ月を超えて居たいという気持ちがないからです。

最近は謎のフリーランスブームですよね。

ウェブデザインやプログラミングで飯を食いながら旅行している人は、過去にもそれなりにいたと思うのですが、最近はブロガーさんやアフィリエイターさんたちも増えてきて、場所にとらわれずお金を稼ぐノマドワーカーという働き方が昔よりも目立ってきた感があります。

こうしたどこでも稼げるスキルをお持ちの方々にとっては、マレーシアに限らずロングステイ用のビザなんて不要です。だって滞在許可期間が終わる前に、いま居る国を脱出し違う国へ引っ越してしまえばいいわけですから。

実際に僕自身もその方法で暮らしてきました。ではなぜ、今回わざわざmm2hビザを取得したのか? その答えが今回のメインテーマです。

マレーシアへ10年住める「mm2hビザ」とは?

パスポートに貼られたビザ

まずは今回の移住ビザについて簡単に説明しておきます。

「mm2h ビザ」は、「Mmalaysia My 2nd Home ビザ」の略です。マレーシアをアナタの第二のホームにしておくんなさいと、マレーシア政府が移住者を増やすために張り切り進めるプログラムです。

一応これが公式のサイトなのかな。参考のため貼っておきます。下の方はオンラインで申請できる新しいページです。

年齢、性別、宗教の制限がなく、経済的条件として決められた貯金と月収の額を満たしていれば、誰でも取得が可能です。

ビザ取得までの道のりは、日本での仮申請とマレーシアに渡って行う本申請の二つにわかれています。

申請に伴うやり取りは全部英語です。申請前に集める書類が合っているかの判断は難しく、本申請のときは、マレーシアで行う銀行開設や健康診断など現地の事情に詳しくない人にとってハードルの高い手続きが続きます。

素直に代行業者へ依頼しておきましょう。代行費用は20〜30万円くらいだと思います。

僕は全部自分でやったおバカな暇人です。個人申請についての情報はネットを検索すれば、一応たくさんヒットしますが、新旧の情報が入り混じり、正誤を見分けるのが難しかったです。最終的には英語での情報を手がかりにすべての手続きを行いました。

2016年が明けてすぐに準備に入り、最終的にビザがパスポートへ貼りつけられるまでの期間は10ヶ月。本当に長かったです。

マレーシア ロングステイの定番メリット

マレーシアは特にリタイア世代に人気の移住先ですね。よくあげられる人気の理由は、衣食住のコスパです。

日本と比較すると2〜3分の1だとかいわれる物価。日本と同じだけの支出が可能なら、ずいぶん贅沢な暮らしが手に入ります。

たとえ定年まで蓄えた貯金と年金だけが収入源だとしても、現地の生活水準に合わせて生活すれば、生活費は2〜3分の1に抑えられるので、日本よりも快適に暮らせます。

例えば、こちらのコンドミニアムは最近まで僕自身が住んでいたところです。AirBnBで1ヶ月8万くらいだったので、ビザ取得後1年契約すれば半額の4万円くらいで住めると思います。

プール付きはもちろん。

プール付き

リーディングルーム。

リーディングルーム

プレイルーム。

プレイルーム

高級ホテル並の玄関ロビー。セキュリティゲートがあり、ガードマンが24時間しっかり守っています。

プレイルーム

このコンドミニアムのサイトは以下です。

予約はAirBnbから探せばできます。以下のリンクから予約すると¥3,500円オフです。

Airbnb 3,500円オフで宿泊する

生活費としてメインの食費。抑えることで生活費全体をかなり節約できることになります。

マレーシアの食は飽きさせません。世界各国の料理を安く美味しく楽しめます。

昼食に最適なロティ、40円。400円じゃないですよ、40円です。

ロティ

セットでカレーを食べても300円くらい。

バナナリーフカレー

飲茶とか豆腐スイーツとか中華系もふんだんにあります。

飲茶

豆腐

あとよくいわれているのは、治安の良さですね。年配の方にとって、一番気になるところかもしれません。

以上がテレビやネットでもよく取り上げられている移住推しの定番の理由です。

実際にマレーシアに住んでみると、生活費にも治安にも、いわれているのとは少し違う感想を得ますが、今回は主題がそれるので詳しくは書きません。物価も治安も、日本とは違う種類のもの。多くの人にとって、慣れる工夫と時間が必要になると思います。

ノマドワーカーに移住ビザなんて不要説

スタンプ

確かに、どこでも働けるスキルを持ち、まして日本円が稼げるノマドワーカーにとって、移住のためのビザなんて必要ないといえます。

以下はマレーシアを含めた東南アジアの滞在期間です。ビザの種類によって違うので、一般的なものだけを表にしました。

マレーシア 3ヶ月
インドネシア 要ビザ 30日
ベトナム 15日
タイ 30日
ミャンマー 要ビザ 28日
カンボジア 要ビザ 1ヶ月
ラオス 15日
シンガポール 空路 30日
香港 90日

マレーシア以外では、ちょっと短いなあという国が目立ちますが、延長はわりと簡単で現地でもできることが多いです。

少なくともノマドワーカーにとっては、許可された滞在期間が切れる前に、次の国へ移動すればいいだけなので、取得の難しいビザを取ることに手こずる機会は少ないはずです。

mm2hビザで得られる金利は4%

福利シミュレーション

mm2hビザの取得には、マレーシア現地で定期預金の開設が絶対必要です。絶対必要だということは、裏を返せば銀行口座を作れるということ。普通の旅人には作れない現地の口座を開設することからは、多くの経済的なメリットが得られます。

そのうちの一つが金利。僕が開設したCIMBというマレーシアの銀行では、年4%の利子が付く口座を開設できました。

4%の利子が付くということは、100万円を預金しておけば、10年後に放ったらかしでも148円になります。その増え方を表したのが上のグラフです。

しかもマレーシアでは利子に税金は付かないので、増えた金額がまるまる懐に入ります。

実はここがmm2hビザ取得の大きな動機の一つでした。

確かにビザがなくても、マレーシアにいる間は日本との物価差によるメリットを暮らしの中から得られます。でも、この預金に対する金利が4%というメリットはmm2hビザがなければ許されない特権です。

mm2hビザは、「住まなくてもよい」ビザでもあります。移住する必要はないのですね。ビザをただ持っているだけでもお咎めなしです。

日本の貯金へ対する利子、めちゃくちゃ低いですよね。預けておいても利子は付かず、物価は上がっていくので、将来的に預けておいたお金の価値は下がります。株や投資信託への投資が勧められる理由の一つです。

僕も少しずつでも老後の蓄えになればいいなとIDECOや投信を利用してます。フリーランスには退職金もなければ、年金だってまったく期待できないじゃないですか。

そこで今回のマレーシア定期預金です。放っておくだけで確実に年利で4%増えていきます。

預けておくお金は日本円からマレーシアリンギットへ両替したものなので、両替時に手数料の損が出ます。その額くらいは初年度の利子でカバーできるので大したことはありません。

将来的にリンギットが預金したときより安くなっても損をします。まだまだ発展途中でこれから昇っていく勢いを持つマレーシアの物価上昇率も気になるのは事実です。

でも、マレーシアには必ず来るので、しかもわりと頻繁に。預けたリンギットはマレーシア国内で使うことを想定すれば、為替のリスクもそれほど大きくはならないだろうなあとポジティブに自己説得。

ちなみに今日リンギットは26円です。mm2hビザを申請したときは25円くらいだったかな。初めてクアラルンプールにロングステイしたときは35円でした。そこまで上がれば、逆に日本円に戻してもいいかもしれません。

下のは初めてクアラルンプールに1ヶ月滞在したときの記事です。4年以上も前ですか。懐かしいです。

口座を開いたCIMBからは専任の担当者が付けられ、お得意様扱いとなりました。別室応対の特権が与えられ、銀行訪問時に待つ必要がなくなります。

もらえるクレジットカードも特別です。VISAの最上級ブラックカード「VISA INFINITI」。特典として、海外旅行保険はもちろん、空港でのラウンジ利用も付いているので、東南アジアを旅する点でかなりお得です。

今後はmm2hビザの取得条件が厳しくなるという噂も出てます。特に中国富裕層からの移住が増えているみたいですね。条件が厳しくなる前にキープすることができて良かったです。

マレーシアを拠点にすることもできる

マレーシア中心

これでマレーシアへの出入りが自由になりました。拠点を日本からマレーシアへ移動させられる新しい選択肢が増えました。

マレーシアを中心にすると行動範囲が今までと全然変わります。クアラルンプールからはエアアジアがそこらじゅうに飛んでいます。行ったことのない国・都市への気軽な旅行がはかどりそうです。

そうそうmm2hビザは、60歳以上の両親、配偶者、20歳以下の子供を連れていけます。夫妻で貯金と収入を合算して経済的条件をクリアすることも認められています。

フリーランス同士で結婚し、収入源が確保できている状態なら、生活コストの安いマレーシアで日本円を稼ぎながら、余ったお金を金利の高い預金に回し、老後の資産を形成するというプランもありかもしれません。

フリーランスは、自分の手だけが頼りなので稼ぎのことを考えると将来が不安になりますが、人生を自分なりに組み変えられることはフリーランスの特権です。

移住は日本国内でも可能です。求める生活へ近づくための方法と方向は人それぞれ違います。選択肢の一つの例として今回のMM2Hビザが参考になれば幸いです。

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